団塊世代白書


団塊世代のミュージックライフ


小学校入学前後、当然テレビはまだなく、
音楽に接するのはラジオか映画かレコードでした。
レコードプレーヤーは、うっかりするとまだ竹の針を使っていました。
東通工(ソニー)の「テープコーダー」は昭和27年に登場してますが、
一般家庭への普及は、まだまだ先のことです。
当時のラジオからは、番組のテーマ音楽、ジャズ、ラジオ歌謡、歌謡曲、
なぜか「童謡」というジャンルがあり、
まだ子役の由紀さおりや松島トモコがスターでした。
プレスリー、ひばり・いずみ・チエミの三人娘などはすでにデビューしていました。
イベット・ジローが来日したり、カラヤンがベルリンフィルと来日したり、
小沢征爾がデビューしたりしてました。

テレビの登場とともに、ミュージックシーンの豊かになります。
アメリカからポップスが流入し、日本では和製ポップスも生まれます。
テレビ番組のテーマとコマソンは、あっというまにこども社会をに浸透しました。
音楽番組はあいついでアイドルを生み出しました。

中学生のころ、ビートルズがデビューし、高校にかけて音楽革命をなしとげます。
以後、高校から大学にかけて音楽状況はより多彩になります。
ベンチャーズに刺激され、エレキギターのブームが生まれ、
ベトナム反戦運動の気分の昂揚を背景にしたフォークのブームは、
新宿のグリーンハウスに流れています。
加山雄三が注目され、それに続くグループサウンズには、多くわれわれの同世代が、
プレーヤーとして参加しました。
大きなブームにこそならなかったかもしれませんが、
渋谷の百軒店あたりのモダンジャズの店に入り浸る奴、
あるいは、名曲喫茶もほうぼうにありました。
そして、うたごえ喫茶。
ミュージカル映画もずいぶん封切られ、
和製ミュージカルといっていいのかどうか
植木等の無責任シリーズなんてのからもいろんな歌が生まれています。

わたしは音楽はあまり強くなく、この間一貫して演歌歌謡曲路線を歩んでいました。
だれか、われわれと音楽との関わりを、(できればジャンル別に)まとめてくれませんか。
まとめてくれるかたメールください。


あなたの思い出を書き込んでください。

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